国家試験情報 INDEX


 

■  第96回薬剤師国家試験について ■ 
 

厚生労働省

2011.3.30

第96回薬剤師国家試験の合格発表について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016lph.html

 平成23年3月5日及び6日、東京都ほか8ヶ所において実施した第96回薬剤師国家試験の合格者を平成23年3月30日に発表します。
 なお、受験者数3,274名のうち、合格者数は1,455名、合格率は44.44%です。

 

受験者数

合格者数

合格率

新卒者数 155名 52名 33.55%
その他 3,119名 1,403名 44.98%
総数

3,274名

1,455名

44.44%

6年生への過渡期の国家試験の為、新卒受験者は少ない

[配布資料一覧]

[ご案内]
 東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、現在被災県(岩手県、宮城県、福島県、青森県、茨城県、栃木県及び千葉県)に居住する方で、合否結果の確認が困難な場合には、厚生労働省医薬食品局総務課試験免許係(厚生労働省代表03-5253-1111内線2715)に対して自らの合否結果を照会することができます。


第96回薬剤師国家試験の施行
http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/23.html

試験名 試験日 合格発表日 所管部局 問い合わせ先 電話番号
薬剤師国家試験試験 平成 23年
3月5・6日
(土日曜日)
平成 23年
3月30日
医薬食品局 医薬食品局
総務課分室
03-5253-1111

厚生労働省

第96回薬剤師国家試験の施行

薬剤師法(昭和35年法律第146号)第12条の規定に基づき、第96回薬剤師国家試験を次のとおり施行する。

平成22年8月27日 厚生労働大臣 長妻 昭

  1. 試験期日 平成23年3月5日(土曜日)及び同月6日(日曜日)
     

  2. 試験地北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県及び福岡県
     

  3. 試験科目
    (1)基礎薬学
    (2)医療薬学
    (3)衛生薬学
    (4)薬事関係法規及び薬事関係制度
     

  4. 受験資格次のいずれかに該当する者
    (1)学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)において、薬学の正規の課程を修めて卒業した者(平成23年3月25日までに卒業する見込みの者を含む。)
    (2)外国の薬学校を卒業し、又は外国の薬剤師免許を受けた者で、厚生労働大臣が(1)に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定したもの
     

  5. 受験手続 (一部略)

    (1)試験を受けようとする者は、次の書類等を提出すること。
     すべての受験者が提出する書類等
    (ア)受験願書

    (イ) 写真 出願前6月以内、脱帽正面 縦6cm×横4cm
     裏面に氏名を記載し、受験写真用台紙にはり付け
     なお、卒業し、若しくは在籍している大学又は地方厚生局若しくは地方厚生支局において、その写真が受験者本人と相違ない旨の確認を受ける

    (ウ)返信用封筒(受験票送付用) 縦23.5cm×横12cm
     郵便番号及びあて先を記載し、 4の(1)に該当する者が提出する書類   卒業証明書又は卒業見込証明書 なお、卒業見込証明書を提出した者にあっては、平成23年3月25日(金曜日)午後2時まで(郵送により提出する場合には必着)に卒業証 

     卒業証明書又は卒業見込証明書
     なお、卒業見込証明書を提出した者にあっては、平成23年3月25日(金曜日)午後2時まで(郵送により提出する場合には必着)に卒業証明書を提出すること。
    提出のない場合は、当該受験は無効とする。

     4の(2)に該当する者が提出する書類 薬剤師国家試験受験資格認定通知書の写し(地方厚生局又は地方厚生支局に当該認定通知書の原本を提示し、原本照合を受けたもの。)



    (2)受験に関する書類の受付期間、提出場所等

     受験に関する書類は、平成23年1月5日(水曜日)から同月18日(火曜日)までに試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局に提出すること。

     受験に関する書類を直接持参する場合の受付時間は、アの期間中毎日(土曜日、日曜日その他の行政機関の休日を除く。)午前9時から午後5時までとする。

     受験に関する書類を郵送する場合は、書留郵便をもって送付すること。
    この場合、平成23年1月18日(火曜日)までの消印のあるものに限り受け付ける

     受験に関する書類を受理した後は、受験に関する書類の返還及び受験地の変更は認めない。


    (3)受験手数料
    ア受験手数料は、、6,800円とし、受験手数料の額に相当する収入印紙を受験願書にはることにより納付すること。この場合、収入印紙は消印しないこと
    イ受験に関する書類を受理した後は、受験手数料は返還しない。

    (4)受験票の交付
     受験票は、郵送により交付する。
    平成23年2月25日(金曜日)までに受験票が到着しない場合
    は、受験に関する書類を提出した地方厚生局又は地方厚生支局に問い合わせること。
     なお、卒業見込証明書をもって出願した者に対しては、在籍している大学を経由して交付する。
     

  6.  合格者の発表
    平成23年3月30日(水曜日)午後2時に厚生労働省並びに地方厚生局及び地方厚生支局にその受験地、受験番号を掲示して発表するほか、合格者に対して合格証書を郵送する。
     

  7. 手続及び問い合わせ先
    地方厚生局及び地方厚生支局〜
     

  8. その他
    視覚、聴覚、音声機能又は言語機能に障害を有する者で受験を希望する者

     

  9. 8に関する問い合わせ先
    東京都千代田区霞が関1丁目2番2号厚生労働省医薬食品局総務課試験免許係
    郵便番号100−8916電話番号03(5253)1111FAX番号03(3503)1760
     

  10. 受験願書等の請求方法について(受験願書配布時期 平成22年10月中旬以降)
    受験願書を含め、受験手続に必要な書類は卒業し、若しくは在籍している大学において入手できますが、下記の方法により、各地方厚生(支)局及び厚生労働省からも入手することができます。

    (1)郵送による請求
    下記要領1から3により、各地方厚生(支)局総務課国家試験係または厚生労働省医薬食品局総務課試験免許係あて請求して下さい(請求先住所等は上記のとおり)。
    なお、お手元に到着するまで、1週間程度かかることから、お早めに請求して下さい。

    要領1 返信用封筒の作成
    ・封筒の大きさは角2です。(縦33cm×横24cm、A4版の用紙が折らずに入るもの)
    ・封筒表面には下記(1)〜(3)を必ず記載して下さい。
     (1)返信先(請求者)の郵便番号
     (2)〃住所
     (3)〃氏名
    ※記載漏れ等がある場合には返信できないこともありますのでご注意下さい。
    ・封筒に140円切手を貼付して下さい。(普通郵便物、定型外郵便物、100gまで)
    (1部、50g程度)、なお、速達郵便で請求する場合は410円切手を貼付して下さい。

    要領2 下記(1)(2)を明記した用紙の作成
    (1)請求を希望する職種(薬剤師国家試験)
    (2)請求者の連絡先(自宅・携帯電話番号等)
    ※メモ用紙等で作成して差し支えありません。
    なお、記載漏れ等がある場合には返信できないこともありますのでご注意ください。

    要領3 要領1により作成した返信用封筒及び要領2により作成した用紙の郵送
    ・作成した返信用封筒を折り曲げて差し支えありませんので、郵送する際の封筒の大きさは問いません。但し、切手料金不足があった場合は、受領できないことがありますのでご注意下さい。(普通郵便物、定形郵便物、50gまで90円切手)

    以下の資料を送付しますので、受領後、送付物を確認してください。(1)願書(2)受験要領(3)写真用台紙

    (2)窓口での請求
    各地方厚生(支)局及び厚生労働省の受付窓口にて、請求を希望する職種(薬剤師国家試験)及び必要部数をお申し付け下さい。 ただし、窓口は行政機関の休日を除く、9時から12時、13時から17時までです。
    また、駐車場はございませんので他の交通機関をご利用下さい。

注意 詳細は下記リンク先で 必ず確認のこと
http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/23.html

 


厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bkfj.html)
●薬剤師分科会(厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bkfj.html)
●薬剤師分科会(開催案内)http://www.yakuji.co.jp/    
2010.029
 公開 頭撮り可

厚生労働省
医薬食品局総務課試験免許係
係長 吉田(内2715)
(電話・代表) (03)5253-1111

標記の会議を下記のとおり開催いたします。
傍聴を希望される方は募集要領によりお申し込みください。

1.日時  平成22年7月29日
2.場所  東京都千代田区霞が関3丁目2番1号
      金融庁共用会議室3(9階)
3.議題  第96回(平成23年3月)薬剤師国家試験の実施について


(薬事日報 2010.7.22)    2010.07.22
【薬剤師国試】改定出題基準素案を了承‐9月上旬メドに正式作成

  http://www.yakuji.co.jp/entry19983.html

医道審議会の薬剤師分科会薬剤師国家試験出題基準改定部会は20日、改定出題基準の素案を大筋で了承した。
素案では、
▽物理・化学・生物
▽衛生
▽薬理
▽薬剤
▽病態・薬物治療
▽法規・制度・倫理
▽実務
の7出題領域について、妥当な出題範囲や、出題に当たっての留意点などが示された。
今後、部会での意見を踏まえて修文を加え、パブコメを募集。寄せられた意見を整理して、9月上旬をメドに、正式な出題基準を作成する。 (続きはリンク先ソースへ

 

■ 新薬剤師国家試験について ■ 


厚生労働省   
2010.02.25

新薬剤師国家試験について

医道審議会薬剤師分科会での検討を経て、別添(PDF:216KB) のとおり「新薬剤師国家試験について」をまとめましたので、お知らせいたします。


新薬剤師国家試験について 抜粋

1.見直しに至る経緯

近年、最適な薬物療法の提供、服薬指導、医療の安全確保など幅広い分野において、医療の担い手としての薬剤師に寄せる期待がこれまでにも増して大きくなっている。
このため、臨床に係る実践的な能力を有する薬剤師を輩出すべく、薬学教育課程6年制課程を修めて卒業した者に薬剤師国家試験の受験資格が与えられることとなった。
 

2.見直しに当たっての基本的な考え方

基礎的な知識や技術はもとより、高い倫理観、医療人としての教養、医療現場で通用する実践力などを確認する必要がある。また、時として自らが有する知識等の範囲を超える未知の事象・事案に対して、習得した知識・技能・態度等を最大限発揮して、資格者として責任ある行動をとることが求められる。
 薬剤師資格を有する者として必要とされる基本的な知識等のほか、薬学の全領域に及ぶ一般的な理論や、医療を中心とした実践の場において必要とされる知識・技能・態度等を確認する必要がある。
また、薬学に関する基本的な知識等と実践に関する総合的能力が体系的に習得されているか否かを確認することも重要である。


3.改善すべき事項

 (1)試験科目の見直し

試験を、必須問題及び一般問題に区分(一般問題にあっては、薬学理論問題及び薬学実践問題に更に区分)したうえで、科目を「物理・化学・生物」、「衛生」、「薬理」、「薬剤」、「病態・薬物治療」、「法規・制度・倫理」、「実務」として行うこととする。
なお、一般問題のうち、薬学理論問題は「実務」を除く科目で行うこととする。また、薬学実践問題は、「実務」に加え、「実務」とそれ以外の科目とを関連させた複合問題とする。


 (2)出題基準の見直し

新たな出題基準は6年制教育導入の基礎となった「薬学教育モデル・コアカリキュラム」及び「実務実習モデル・コアカリキュラム」の項目を基本とすることが適当である。
現行の出題基準の体系を参考に、
「大項目」、「中項目」、「小項目」として整理し、さらに「小項目」については、参考としてその具体例を例示することとする。
また、出題基準は急速な学術の進歩及び薬剤師業務の変化・進展に鑑み、.なくとも
4年を目途に見直しを行うこととする。
 


 (3)試験出題形式及び解答形式の見直し

正答肢を選択する問題(一問一答形式、正答の設問肢が一つではない形式又は解答肢の全ての組合せの中から正答肢を選択する形式)を基本とする.

そのほか、実践の場で取り得る解答肢の中から最も適切なものを選択する問題や、明らかに誤りである解答肢や重要性が低い解答肢を選択する問題などを出題することも必要である。

「必須問題」などの場合にあっては、設問の正誤を一問一答形式で問うことを基本とする。
また、出題に関連する情報をその一部に含む小冊子や画像等の資材を問題とともに配付・供与し、その活用によって解答を導いていく方式など、実務に即した技能・態度等を確認することが可能と思われる方式については、積極的に取り入れていくこととする。

なお、薬剤師として選択すべきでない選択肢(公衆衛生に甚大な被害を及ぼすような内容、倫理的に誤った内容等をいい、いわゆる「
禁忌肢」。)を含む問題の導入については、他の国家試験における実施状況も踏まえつつ、今後の検討課題とする。
 

 (4)試験問題数の見直し

なお、出題数の増加に伴い、問題作成にあたって1問あたりの回答時間を考慮する等により、現行の2日間の日程を維持することとする。
 

 (5)合格基準

  1.  全問題への配点の65%を基本とし、問題の難易を補正して得た実際の総得点以上であること。
  2.  一般問題について、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の35%以上であること。
  3.  必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の50%以上であること。


 (6)過去に出題された試験問題(既出問題)の取扱い

既出問題のうち、良質な問題として一定の評価が与えられた問題を活用することとし、その割合は、現行制度と同程度(20%程度)とする。
ただし、新薬剤師国家試験における既出問題が十分に蓄積されるまでの間の活用する割合は、この限りではないこととする。
なお、既出問題の活用にあたっては、単なる正答の暗記による解答が行われないよう、問題の趣旨が変わらない範囲で設問及び解答肢などを工夫する。

 

4 実施時期

新たに策定する出題基準を含め、平成24年(平成23年度)の国家試験から適用する。


●薬剤師国家試験出題基準改定部会 (厚生労働省)

開催日 時間 会議名 場所 部局 課室 公開・非公開
頭撮りの可否
9月21日(火) 10:00〜12:00 医道審議会薬剤師分科会薬剤師国家試験出題基準改定部会 専用第18〜20会議室(17階) 医薬食品局 総務課 公開
頭撮り可

 (http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000q4qy.htmlNEW 2010.09.09

 

厚生労働省
医薬食品局総務課
吉田、奥澤(内2715)
(電話・代表) (03)5253-1111

薬剤師国家試験出題基準改定部会

 標記の会議を下記のとおり開催いたします。
 傍聴を希望される方は募集要領によりお申し込みください。

  1. 日時 平成22年9月21日(火) 10:00〜12:00

  2.  場所 東京都千代田区霞が関1−2−2
    厚生労働省 専用第18〜20会議室(17階国会側)

  3. 議題 薬剤師国家試験出題基準の改定について

  4. 募集要領 ・ 会場設営の関係上、傍聴希望の方は予めFAXにてお申し込みください。
    ・ 電話でのお申し込みはご遠慮ください。
    ・ 申し込み締め切り日時は 9月16日(木)17時です。
    ・ FAXの記載事項は以下のとおりです。
     記載事項
    (1) 標題「薬剤師国家試験出題基準改定部会」傍聴希望
    (2) 傍聴希望者のお名前、ふりがな
    (3) 勤務先・所属団体
    (4) 連絡先住所
    (5) 電話番号及びFAX番号  
     FAX送付先  厚生労働省医薬食品局総務課  
     FAX番号 03−3503−1760
    ・複数お申し込みの場合も、お一人ずつの記載事項をお書きください。
    ・傍聴登録は先着順で受け付けいたします。会場の許容人数により調整させていただく場合があります。

  5. 連絡先
    〒100-8916  東京都千代田区霞が関1−2−2
    厚生労働省医薬食品局総務課 吉田、奥澤
    電話 03(5253)1111(内線2715、2712) FAX 03(3503)1760

  6. 傍聴される皆様への留意事項 会議の傍聴にあたり、次の留意事項を遵守してください。 これらを守られない場合は退場していただくことがあります。
    ・事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。
    ・携帯電話等の電源は必ず切って傍聴してください。
    ・写真撮影やビデオカメラ・テープレコーダー等の使用はご遠慮ください。
    ・静粛を旨とし、意見聴取の妨害になるような行動は慎んでください。
    ・意見聴取における言論に対し賛否を表明し、又は拍手をすることはできません。
    ・傍聴中、飲食および喫煙はご遠慮下さい。
    ・傍聴中の入退席は、やむを得ない場合を除き謹んでください。
    ・酒気を帯びている方、その他秩序を乱す恐れがあると認められる方の傍聴はお断りいたします。
    ・その他、事務局の指示に従うようお願いします

     


(参考)第2回 薬剤師国家試験出題基準改定部会 議事次第

○日時:平成22年3月24日(水)  15:30〜17:00

○場所:全国都市会館 第2会議室

○議題

  1. 薬剤師国家試験出題基準について
  2. その他

○資料

  1. 委員名簿(PDF:55KB)
  2. 各領域の出題の範囲について (全体版(PDF:1,000KB))
  3. 出題に際しての留意事項における検討課題(PDF:125KB)

(参考)第1回 薬剤師国家試験出題基準改定部会 議事録

 

 

 


 

 

 平成8年の国家試験で200題から240題へと出題数が増え、医療薬学の問題が厚くなりました。その後、平成17年実施まで10回分の出題傾向を分析してみると、他科目との関連知識や、既知の内容を発展させる応用力を問われるなどの特徴が浮かび上がってきます。つまり、苦手科目をなくして偏りなく勉強し、応用力を身につけ、異なる科目間での関連、日常の事象との関連を押さえておく必要があるということです。

 これは、国家試験対策だけに限ったことではありません。実は、平成15〜18年の4年間で、21校もの薬科大学および薬学部が新設されました。それまでは、昭和58年に摂南大学が私立29校目として新設されたのを最後に、19年もの間、増設されることがなかったのに、です。今後さらに薬科大学および薬学部の増設が予定されていることを考えると、就職難を乗り切るためにも、幅広い知識と応用力とをそなえた質の高い薬剤師を目指すべきなのです。

 
 学校教育法、薬剤師法の一部改正によって、平成18年度から、薬学教育が6年制になりました。これに伴い、今後の薬剤師国家試験受験資格は、「6年制薬学部を卒業した者」へと変わります。

■経過措置として、次の3つの条件を満たす者については、受験資格があると認められることになっています

 ・平成29年度までの4年制薬学部入学者
 ・大学院修士課程を修了した者
 ・6年制学部と同等の学力や技能を有すると厚生労働大臣が認めた者

 
 これまでの薬剤師国家試験は、5年ごとに出題基準が改定されるのが基本でした。そして、平成17年(平成16年度)実施の試験が、改定後の新たな基準による出題となりました。しかし実際には、かねてから当校で予測していたとおり、衛生薬学、薬事関係法規及び薬事関係制度を除き、大幅な改定は見られませんでした。

 これまでの流れと、法改正という背景を考えれば、次回の改正でこそ薬学部6年制に向けた大幅な出題基準改定があると推測できます。平成22年(平成21年度)実施の試験には、こうした推測をふまえた入念な準備が必要になることでしょう。

 
平成18年 3月11・12日実施 第91回 国家試験実施 (出題基準改正2回目) 4月 6年制最初の学生入学
平成19年 3月上旬予定 第92回 国家試験実施 (出題基準改正3回目)  
平成20年 3月8日・9日 第93回 国家試験実施 (出題基準改正4回目)  
平成21年 時期未定 第94回 国家試験実施 (出題基準改正最終回) 3月 4年制最後の学生卒業
平成22年 時期未定 第95回 国家試験実施 6年制への移行をふまえた
出題基準大幅改正が予測される
平成23年 時期未定 第96回 国家試験実施
平成24年 時期未定 第97回 国家試験実施 (6年制向け出題基準) 3月 6年制最初の学生卒業・
    国家試験受験
 
4年制学部既卒者には継続して受験資格が与えられるが、現行の出題基準で受験できるのは平成21年までと予測できる。
平成22〜23年は既卒者に対して国家試験が実施されることになるが、その後の新制度のもとでの実施をふまえ、内容、合格率等厳しくなることが予想される。
薬学部や薬科大学の増新設が進行中。早めに出題基準が変更される可能性もある。
■薬学部開設例 (平成15〜18年で29校から50校へ)
就実大学 九州保健福祉大学 日本薬科大学 千葉科学大学 武蔵野大学
帝京平成大学 城西国際大学 国際医療福祉大学 愛知学院大学 金城大学
奥羽大学 同志社女子大学 崇城大学 横浜薬科大学 高崎健康福祉大学
松山大学 長崎国際大学 大阪大谷大学

 
 薬学部6年制では、5年次から病院実習などの長期実務実習があります。この実習に参加するだけの学力が身についていることを判定するのが「共用試験」。共用試験として、4年次に実施されるCBTと、5年次に実施されるOSCE(オスキー)とが予定されています。
 
CBT コンピューターを用いた多肢選択形式の試験。
初回は平成22年2月頃実施予定
検討中の出題内容 薬学専門教育カリキュラム(全範囲の80%程度に範囲を限定して出題)、実務実習事前教育カリキュラム(全範囲の60%程度に範囲を限定して出題)
OSCE 診察技能や態度を評価する客観的臨床能力試験。
初回は平成22年4月頃実施予定
検討中の出題内容 接遇、薬剤の調製1、薬剤の調製2、監査、無菌操作の実践、情報の提供


 これらの合格者を対象に、初回の実務実習が平成22年に開始される予定です。実務実習は、事前実習(5週間)+病院実習(11週間)+薬局実習(11週間)となりそうです。

 
 6年次修了後に、いよいよ国家試験を受験することになります。この試験内容も、新制度導入に向けて厚生労働省により検討されているところです。平成17年3月に開催された「第125年会 日本薬学会」においては、6年次にはすでに共用試験に合格していることを前提とし、出題範囲を検討。出題範囲の中心が、実務実習に関連した分野中心となる可能性も十分考えられます。

 
 平成17年実施の試験からは、新しい出題基準に則しています。ここでは、薬学部6年制導入に向けた橋渡しとしての改定になっているため、従来の出題基準を踏襲しています。この流れが続いているうちに合格してしまうのが、合理的だといえるでしょう。平成22年、23年の2年間は、薬学部6年制に基づいた出題基準が適用されることも大いに考えられます。

 この2年間は、制度の切り替わりによって既卒者のみの受験となるため、厚生労働省が合格率を大幅に減少させるという話も聞こえてきています。さらに、平成24年からの6年制薬学部卒業生に向けた試験では、どのような状況になるかまだ予測はできません。こうした背景から、受験生にとっては、平成21年までの試験がたいへん重要です。

 

■ 第95回薬剤師国家試験について ■ 
 


●第95回薬剤師国家試験の合格発表について 

平成22年3月6日(土)及び7日(日)に実施した標記試験の合格者数等は下記のとおりである。

  出願者数

受験者数

合格者数

合格率

新卒者数 - 1,318名 523名 39.68%
既卒者数 - 5,402名 3,264名 60.42%
総数 7,228名

6,720名

3,873名

56.35%

 

○合格基準

 次の2つの条件を満たした者を合格とする。

  1. 問題の難易を補正し、計算して得た総得点312点(65%)に対応する実際の総得点(試験毎に異なる)以上の得点の者

  2. 各科目全てが35%以上の得点の者

  • (注1)問題の難易の補正は計算とは、正答率及び識別指数の低い問題の得点を調整して計算することである。

  • (注2)配点は、1問2点の480点満点である。

識別指数問題が成績の良い受験者(成績上位25%の者)と悪い受験者(成績下位25%の者)とを効率的に識別しうる能力を表す数値
問題が上位者、下位者ともに全員正答は0、上位者全員正答、下位者全員誤答は+1、また、上位者全員誤答、下位者全員正答はー1である。

(参考1) 
 
薬剤師国家試験合格基準及び正答について(PDF:44KB)

正答(PDF) 

(参考2)  
 不適切問題の取扱いについて(PDF:18KB)

ホルモンとその産生部位との対応の正誤について、正しい組合せはどれか。
    ホルモン          産生部位
a ゴナドトロピン ――――- 副腎髄質
b オキシトシン ――――― 下垂体後葉 
c プロラクチン ―――――- 下垂体後葉
d バソプレシン ――――― 下垂体後葉

  • 全員正解として採点する。
     

  • オキシトシンとバゾプレシンは、視床下部で産生され下垂体後葉から分泌される。問の「産生部位」について、分泌を含む広い意味でとらえるならば一概には誤りといえないものの、分泌を含まない「産生」に限定して考えた場合には、正解となる選択肢がないため。

1日目午前 問57(PDF) 

 


厚生労働省合格発表案内

試験の合格者は、平成22年3月30日( 火曜日)午後2時に、試厚生労働省並びに地方厚生局及び地方厚生支局にその受験地、受験番号を掲示して発表するほか、合格者に対して合格証書を郵送する。

厚生労働省発表場所案内
◎厚生労働本省における合格発表については、合格発表日の午後2時から低層棟講堂(2F)で行います。入館セキュリティの都合上、合格発表にお越しの方は中央合同庁舎第5号館と人事院の間の通用門から入館してください。

また同日同時刻に厚生労働省のホームページにおいても掲載し、正解肢も(約2週間)掲載される。
   http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/goukaku.html    2010.03.25,14:00〜
合格発表時間前後には、アクセスが集中してページが表示されない、表示されるのに時間がかかるという状態になる可能性があります

 ※確認は合格証書又は合格者番号一覧で行ってください。
 ※電話による照会は 一切応じていません。

2010.3.8


■[厚生労働省]審議会
 

開催日 時間  会議名 場所 所管部局 課室 公開・非公開 頭撮りの可否
3月15日(金)   13:30〜15:30 医道審議会薬剤師分科会
薬剤師国家試験
K・V部会 
専用第21会議室(17階) 医薬食品局 総務課 非公開 頭撮り不可
3月18日(金)  9:00〜11:00 医道審議会薬剤師分科会 共用第8会議室(6階) 医薬食品局 総務課 非公開 頭撮り不可

「K・V」=「Key Validation」ということで、毎年行われる国家試験の問題の内容の妥当性の確認で、試験の終わった直後、合格発表の前に行われる部会。問題の妥当性、問題の良し悪し、不適切な問題がないかどうかを確認し、不適切な問題があれば、その問題について廃問にする、全員正解にするといった議論を行う部会 。

 


 第95回薬剤師国家試験の施行
http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/23.html

試験名 試験日 合格発表日 所管部局 問い合わせ先 電話番号
薬剤師国家試験試験 平成 22年
3月6・7日
(土日曜日)
平成 22年
3月30日
医薬食品局 医薬食品局
総務課分室
03-5253-1111

厚生労働省

第95回薬剤師国家試験の施行

薬剤師法(昭和35年法律第146号)第12条の規定に基づき、第95回薬剤師国家試験を次のとおり施行する。

平成21年8月28日 厚生労働大臣 舛添 要一
1試験期日平成22年3月6日(土曜日)及び同月7日(日曜日)
2試験地北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県及び福岡県
3試験科目

(1)基礎薬学

(2)医療薬学

(3)衛生薬学

(4)薬事関係法規及び薬事関係制度

(受験願書配布時期 平成21年10月中旬以降)

出願書類提出期間 平成21年1月5日(火曜日)〜平成21年1月14日( 木曜日)まで
                (土日祭日、行政機関の休日をのぞく 午前9時〜午後5時)
                (郵送の場合 書留で 1/14消印有効)
 試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局に提出すること
試験手数料  6,800円(収入印紙)
合格発表  平成22年3月30日(火曜日)午後2時
  厚生労働省及び地方厚生局又は地方厚生支局で発表する。


注意 詳細は下記リンク先で 必ず確認のこと
http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/23.html

 

 

■ 過去の薬剤師国家試験について ■ 

■ 国家試験出題基準(平成16年3月)(PDFファイル